はじめに

IT系で仕事をしていて若い時にずっと読んでいた「Software Design」に寄稿する機会を得ました。 お世話になっているIBMの 北瀬さん(@kkitase)に監修していただきながらのお仕事でした。 それにしても非常に嬉しいです。 なにせインターネットが始まった頃の1995年頃からお世話になって読んでいた雑誌です。そんな雑誌に自分の書いた文章が載るとは思わなかった。編集長の 池本さん(@XR230) にお会いできたのも感激。

What’s SoftLayer ?

今回のテーマは、「SoftLayerを使ってみませんか?」という内容で全3回の連載となっています。

「ベアメタルクラウド」勢という括りでいいかは分からないけど物理(ベアメタル)サーバをクラウドで利用できるIBMのパブリッククラウドの使いこなしが話しのテーマです。昨年IBMは自社の持っていた SmaterCloud をやめて米SoftlayerTechnology.Incを買収しました。私自身はそのタイミングから少しつづ触ってきて今年になって本格的に使っているという感じです。

マニアックなクラウド環境

実際なんというかアバウトです。

当たり前なんですがベアメタルをオーダーした場合、仮に部品がない場合には仕様を満たす別のハードウェアが搭載されます。まあ変な話32GのSSDを注文したら1TのSSDが来たりします。HDDなんかは別にいいけどCPUとかだとライセンスの問題とかあって結構面倒な話にもなったりしていました。

このベアメタルサーバは、SoftLayerの代表的なサービスです。もちろん一般的なクラウド同様の仮想サーバも用意されています。ベアメタルはかなり自由に使うことが出来ます。その分、色々自分で面倒を見る必要があるのはオンプレで構築した時と同じですがESXiを導入できたり自社のデータセンターの代わりとして十分に使う事が出来る能力が有るのかなと思っています。

SoftLayerを何に使うかと考えた場合、もうここまで来るとすることは一つ(?)です。SoftLayerのクラウド基盤を使ってクラウドを作るのです。それはVMwareでも良いしOpenStackや最近はやりのDockerでも良いかもしれない。SoftLayerは純粋なIaaSをわずか4,5時間で用意してくれ今まで面倒だったストレージの障害対応や電源の問題とか場所の問題とかそういったことを全て解決してくれています。素にちかい環境で物理と仮想が手に入るので色々と何をしてみようかと夢が広がります。

残念なことにサイト全体を見渡しても通読できるマニュアルは見当たりません。情報が断片的に落ちているだけです。この状況で色々触っていくうちに少しづつ理解しつつあるかなというのが現状です。もうこの段階でかなりマニアックな領域になってきていますが。

SoftLayer + IBM への期待

インフラエンジニアの立場からSoftLayerが非常に興味深いものではありますがアプリケーション開発の観点からはミドルウェア的に利用できる各種のサービスが整っているほうが開発の効率をあげることにつながります。仮にスケーラブルなMySqlをSoftLayer上で構築するとしたらインフラ的には普通に重労働です。これでは意味が無いです。そういった意味でIBM BluMixの環境(こちらではスケーラブルなDBなどがすでにラインナップされている)とSoftLayerのインフラストラクチャーが上手く融合するとインフラ面でも開発面でも良い成果が出てきそうです。今後、クラウドのサービス展開としてPaaS,SaaS側への拡張が楽しみです。

あ、年内にTokyo DataCenter が出来る予定ですね。海外のJobサイトみるとSoftLayer,IBMでDataCenter Manager/Specialistの募集してますね〜

まとめ

どこまでSoftLayerの魅力を伝えるには力及ばずなのですが3回ほど連載の予定ですのでソフトウェアデザインを購入されてる際には一読してもらえると嬉しいです。